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ながら泌尿器科|岐阜市長良東
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女性の「頻尿」「残尿感」「排尿時違和感」はGSMによるものかもしれません
2025.07.10
こんにちは。岐阜市長良東にある「ながら泌尿器科」の尾崎由美です。
女性で「頻尿」「残尿感」「排尿時違和感」などの症状で膀胱炎や過活動膀胱の治療を受けていても、思うように改善がみられないことがあります。そんなとき、原因として考えられるのが「GSM(Genitourinary Syndrome of Menopause)」です。
GSM(閉経関連尿路性器症候群と訳されることが多いです)は、閉経に伴って女性ホルモンが低下することで、性器や下部尿路にさまざまな症状が生じる病気です。
おもな症状は、以下の3つです。
- 性器の症状(陰部の痛み、乾燥感など)
- 下部尿路の症状(頻尿、残尿感、排尿時違和感など)
- 性機能の症状(性交時痛など)
GSMは自然に改善することが難しく、適切な治療を受けないと、症状が進行してしまう可能性があります。早めの対処が、快適な毎日につながります。
日本で受けられる治療には、保湿剤・潤滑剤、女性ホルモンの局所投与(腟錠など)、女性ホルモンの全身投与(注射など)、男性ホルモンの局所投与(軟膏)、局所レーザー治療などがあります。
当院では、保湿剤・潤滑剤、女性ホルモンの局所投与(腟錠)、男性ホルモンの局所投与(軟膏)の治療が可能です。患者様の症状やご希望にそって、治療をご提案しております。もし、「頻尿」「残尿感」「排尿時違和感」などの症状が改善せずお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。